「街の電器屋さん」として
お客様の立場にたったアドバイスを求めています
家電事業部部長 中根 祐介
「街の電器屋さん」として
お客様の立場にたったアドバイスを求めています
家電事業部部長 中根 祐介
フカツは「街の電器屋さん」としてスタートしました。売り切り型の家電量販店と違うのは、ご購入いただいたあとのアフターフォローを大事にしていることです。「電球が切れちゃった」とか「FAXのメモリがいっぱいになっちゃったけど、どうすればいいの?」といったときに気軽に電話してもらえるような、便利屋さん的な存在です。
ひとりの営業スタッフが10年、20年と同じお客様を担当することも稀ではありません。定期的にお客様の自宅にお伺いして、茶飲み友達のような関係を保ちつつ、長いお付き合いをさせていただいています。家のことがよくわかるので、リフォームにも力を入れています。
お客様それぞれの生活スタイルを熟知しますから、お客様の立場に立った提案ができるようになります。「あなたから買ってよかった」「あなたのアドバイス通りにリフォームしてよかった」という喜びの声が聴けることに充実感・達成感を感じられるはずです。
家電にそれほど詳しくないから……と、家電販売にピンとこない人もいるかもしれません。しかし、家電を使わずに生きている人はいません。身の回りにあるものを取り扱っているので、身の回りの家電に目を向けてみることから始めてほしいと思っています。興味のあるものからひとつひとつ覚えていって、それをバージョンアップさせていけばいいのです。
メーカーを呼んで月に1回の家電会議を行っているので、知識はすぐに深まります。家電の取り扱いに慣れてくると、簡単な工事もできるようになりますよ。家電製品アドバイザーや電気工事士といった資格取得もバックアップしています。
これからは、女性スタッフにも活躍してほしいですね。大型家電をお届けするときやリフォームの際は、直接お客様のお宅にお邪魔しますので、女性のほうが安心。調理家電や美容家電をお勧めするのにも説得力が違いますし、キッチンなどの水周りに設置する家電やリフォームには、男性では気が付かない切り口の提案ができると思います。新しい意見をどんどん聞かせてほしいです。
現在の主なお客様は60代以上ですので、人懐こい性格の人は気に入られます。 それに並行して、次の世代の開拓も行っていくつもりです。ひとつの世帯を丸ごとお世話しているこれまでの関係とは違った、新しい距離感で接しないといけないと思っています。過渡期ではありますが、相手の立場に立って考えるという基本的な部分は変わりません。
家電事業部は、他事業部と比較すると年齢層が高いので、フレッシュな若いスタッフを求めています。 先輩スタッフは、担当のお客様との信頼関係を既に築いていますし、培った知識量も膨大です。そのため、新しいスタッフに関しては、結果をすぐには求めていません。じっくり育てて、じっくり結果を出せるよう、キャリアによってひとりひとり対応を変えています。
加えて、年齢差による上下関係が出てこないように心を砕いています。気がついたこと、思ったことを率直に言えるような、雰囲気づくりをするのが私の役目です。
フカツのすべての事業部に共通していることですが、店舗のことは現場のスタッフに一任しています。相談をされればもちろん協力しますが、スタッフで意見を出し合うことに意義があると思っています。
今まで、このようにして店舗づくりをしてきました。私をはじめとしたスタッフ全員が、新しい感性を持った若い力を楽しみにしています。